前々回(FVM)、前回(asdf)で、Flutterのバージョン管理ツールについて触れましたが、今回は、既にasdfでFlutterのバージョン管理を行っている環境で、Dartのバージョン管理も行う場合の、追加手順です。
1.asdfプラグインの追加
Git Bash を管理者モードで起動し、以下のコマンドで、Dartのプラグインをasdf
に追加します。
asdf plugin-add dart https://github.com/patoconnor43/asdf-dart.git
2.Dartバージョンのインストール
使用したいDartのバージョンをインストールします。(最新版の確認はこちら)
asdf install dart 2.19.0
3.グローバルバージョンの設定
全てのプロジェクトでデフォルトで使用するDartのバージョンを設定します。
asdf global dart 2.19.0
4.プロジェクトごとのバージョン設定
特定のプロジェクトで異なるDartのバージョンを使用したい場合、プロジェクトディレクトリに移動してローカルバージョンを設定します。
cd /path/to/your/project
asdf local dart 2.19.0
5.インストール済みのDartバージョンの確認
現在インストールされているDartのバージョンを確認するには以下のコマンドを使用します。
asdf list dart
6.現在使用中のバージョンの確認
dart --version
7.まとめ
# asdfプラグインの追加
asdf plugin-add dart https://github.com/patoconnor43/asdf-dart.git
# Dartバージョンのインストール
asdf install dart 2.19.0
# グローバルバージョンの設定
asdf global dart 2.19.0
# プロジェクトごとのバージョン設定
cd /path/to/your/project
asdf local dart 2.19.0
# インストール済みのDartバージョンの確認
asdf list dart
# 現在使用中のDartバージョンの確認
dart --version
以上で、asdf
を使用してDartのバージョン管理を行うことができます。これにより、複数のDartバージョンをインストールして切り替えることが容易になります。